お口の機能の低下が引き起こす誤嚥性肺炎
- 2023.02.24
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こんにちは。伊藤歯科です。
2月の誕生石といえば、アメシスト。
「真実の愛」「誠実」、そして
「心の平和」を象徴しています。
2023年もあっという間に
3ヶ月目に入ろうとしていますが、
日々を心穏やかに過ごしていきたいですね。
さて、今回はお口の機能の低下が
引き起こす誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
について説明いたします。
まず、食べ物や唾液が誤って
肺に入ってしまうことで起こる
肺炎を誤嚥性肺炎と言い、
近年高齢者に多く見られています。
誤嚥性肺炎を起こす原因は
主に以下の2つです。
・加齢によってお口の筋肉が弱くなり食べ物を飲み込む力が弱くなったため
・食べ物とだ液と一緒に口の中の細菌が肺に入り込む
つまり、お口の中の細菌の量を
減らすことと、加齢によって
弱くなったお口の筋肉を鍛え
食べ物を飲み込む力を強くすることが、
誤嚥性肺炎を防ぐことに繋がります。
お口の中の細菌の数に関しては
歯医者さんで定期的にメンテナンスを
することで減らすことは可能です。
一方、弱くなったお口の筋肉を
鍛えるにはパタカラ体操をおすすめします。
やり方は簡単で、唇やのど、舌など
ご飯を食べるときに使う部分を
意識しながらはっきりと1つずつ
「パ・タ・カ・ラ」と発音するだけです。

「パ」
唇をしっかりと閉めて発音します。
唇を開け閉めする力を強くします。
「タ」
舌を上あごにしっかりとくっつけることで発音します。
舌の先の力を強くします。
「カ」
のどの奥に力を入れて、のどを閉めることで発音します。
舌の奥の力を強くします。
「ラ」
舌をまるめ、舌先を上の前歯の奥につけて発音します。
舌を巻く力を強くします。
最近、食べ物を飲み込みにくくなったなと
感じる方は、ぜひパタカラ体操で
お口の機能を鍛えてみてください。
また、お口の細菌を減らすための
メンテナンスをご希望の方も
お気軽に当院までご相談くださいませ。
伊藤歯科
〒156-0052 東京都世田谷区経堂5丁目19−21
TEL:03-3429-3432
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