災害時にこそ歯のケアを!
- 2024.09.24
- 未分類

こんにちは。院長の伊藤です。
9月も半ばを過ぎ、少しずつですが
秋めいてきたように感じます。
「食欲の秋」「読書の秋」
「スポーツの秋」など、
秋の形は人それぞれですが、
実り豊かな日々を過ごすために、
くれぐれも体調管理には
気をつけてまいりましょう!
さて、9月1日は防災の日でした。
この夏は各地で地震が起きたり、
台風が接近したりと
自然災害を身近に感じる機会が多かったので
改めて防災備品の確認をされた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
非常持ち出し袋を用意されている方も多いと思いますが、
その中に歯ブラシなどの口腔ケアグッズは入っていますか?
実は災害時にこそ、お口のケアはとても重要です。
そこで今回は「災害時の歯のケア」をテーマに
お話したいと思います。
災害時、避難所生活や水不足など
普段と違う環境では
歯磨きがおろそかになりがちです。
お口の中を清潔に保てなくなると
細菌が増殖し、
むし歯や歯周病といったお口のトラブルをはじめ
感染症や誤嚥性肺炎などのリスクも⾼まります。
医療を満足に受けることができない状況になるからこそ
自分の身を守るために
お口の中を清潔にするよう心がけましょう。
では、災害時、
特に水が十分に使えないときの
歯のケアはどうすればよいのでしょうか?
歯ブラシがある場合には、
コップに少量の水を入れ
歯ブラシを濡らしてから歯を磨きます。
歯ブラシが汚れたときは
ティッシュで拭き取りましょう。
水も歯ブラシもない、という場合には
ハンカチ、ティッシュ、タオルなどを
指に巻きつけ、歯を拭い、汚れを取りましょう。
歯ブラシのように歯間などの
細かい所をきれいにするのは難しいですが、
非常時には有効なケア方法です。
ぜひ覚えておいてくださいね。
「液体歯磨き」や「歯磨きシート」といった
便利なアイテムもありますので、
こういった口腔ケアグッズもしっかり準備して
災害時、口の中のトラブルや感染症から身を守りましょう!
今月のお花は「キイチゴ」です。

青々とした紅葉のような形の葉は存在感があり
院内のアクセントになってくれています。
これから紅葉も見られるはずなので楽しみです。
伊藤歯科
〒156-0052 東京都世田谷区経堂5丁目19−21
TEL:03-3429-3432
URL:https://ito-shika1941.com/
Googleマップ:https://g.page/ito-shika?gm
-
前の記事
お口の衰えは要介護の入り口?「オーラルフレイル」とは 2024.09.03
-
次の記事
10月休診日情報 2024.09.25