災害時にこそ歯のケアを!

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こんにちは。院長の伊藤です。
9月も半ばを過ぎ、少しずつですが
秋めいてきたように感じます。

「食欲の秋」「読書の秋」
「スポーツの秋」など、
秋の形は人それぞれですが、
実り豊かな日々を過ごすために、
くれぐれも体調管理には
気をつけてまいりましょう!

さて、9月1日は防災の日でした。

この夏は各地で地震が起きたり、
台風が接近したりと
自然災害を身近に感じる機会が多かったので
改めて防災備品の確認をされた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

非常持ち出し袋を用意されている方も多いと思いますが、
その中に歯ブラシなどの口腔ケアグッズは入っていますか?

実は災害時にこそ、お口のケアはとても重要です。

そこで今回は「災害時の歯のケア」をテーマに
お話したいと思います。

災害時、避難所生活や水不足など
普段と違う環境では
歯磨きがおろそかになりがちです。

お口の中を清潔に保てなくなると
細菌が増殖し、
むし歯や歯周病といったお口のトラブルをはじめ
感染症や誤嚥性肺炎などのリスクも⾼まります。

医療を満足に受けることができない状況になるからこそ
自分の身を守るために
お口の中を清潔にするよう心がけましょう。

では、災害時、
特に水が十分に使えないときの
歯のケアはどうすればよいのでしょうか?

歯ブラシがある場合には、
コップに少量の水を入れ
歯ブラシを濡らしてから歯を磨きます。

歯ブラシが汚れたときは
ティッシュで拭き取りましょう。

水も歯ブラシもない、という場合には
ハンカチ、ティッシュ、タオルなどを
指に巻きつけ、歯を拭い、汚れを取りましょう。

歯ブラシのように歯間などの
細かい所をきれいにするのは難しいですが、
非常時には有効なケア方法です。

ぜひ覚えておいてくださいね。

「液体歯磨き」「歯磨きシート」といった
便利なアイテムもありますので、
こういった口腔ケアグッズもしっかり準備して
災害時、口の中のトラブルや感染症から身を守りましょう!

今月のお花は「キイチゴ」です。

青々とした紅葉のような形の葉は存在感があり
院内のアクセントになってくれています。

これから紅葉も見られるはずなので楽しみです。

伊藤歯科
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