50代以降はオーラルフレイルに要注意!
- 2025.09.24
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こんにちは。院長の伊藤です。
暑さ対策をする毎日でしたが、
9月も半ばを過ぎ、
ようやく涼しさを感じられる日も出てきました。
季節の変わり目ですので
皆さま体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
さて、9月15日は敬老の日でしたね。
最近は年齢を感じさせないような
はつらつとしたご高齢の方も多くお見かけしますが、
やはり体力などは日頃から体を動かしていなければ
徐々に衰えてしまうものです。
そして体力と同じように
実はお口の中の「感覚」や「咀嚼」
「飲み込み」「唾液の分泌」なども
年齢とともに徐々に低下してしまいます。
ささいな口の衰えを「オーラルフレイル」と呼びますが、
進行すると「口腔機能低下症」と呼ばれる疾患になります。
皆さんは以前と比べて、
・食べ物が噛みづらい
・食べ物が口に残ってしまうようになってきた
・食事の時、むせやすくなった
・薬を飲みにくくなってきた
・口の中が乾く
・滑舌が悪くなってきた
・硬いものが食べにくい
・食事の時間が長くなってきた
このような症状はありませんか?
これらは口腔機能低下症の代表例です。
一番の原因は加齢ではありますが、
むし歯や歯周病などで歯を失ったり、
義歯が合っていなかったりといったことも
症状の原因になります。
口腔機能低下症を放置していると
食べられる食事が少なくなって
筋力や体力が落ち、
全身の健康を損なうことにもつながるので
お口の機能を保つことはとても大切なことです。
特に50代60代の方は
まだ自覚が無い方も多いですが、
調べてみると実は口腔機能が低下している
というケースがあります。
50代になったら口腔機能の検査や
高齢期に向けてのトレーニングが必要だと
意識しておきましょう。
これからも食事を楽しみ、健康に過ごすために
オーラルフレイル対策も兼ねて
お口のメインテナンス通院を心がけてくださいね。

写真は患者さんがくださったお人形です。
なんと、ヤクルトの空き容器でできています。
愛らしい姿が待合室を和ませてくれ、
お子さんの患者さんにも大人気です。
これからも、地域の皆様に親しんでいただけるような
温かい雰囲気づくりを心がけてまいります。
ご来院の際に、ぜひ見てみてください。
伊藤歯科
〒156-0052 東京都世田谷区経堂5丁目19−21
TEL:03-3429-3432
URL:https://ito-shika1941.com/
Googleマップ:https://g.page/ito-shika?gm
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