命を守る口腔ケア

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こんにちは。院長の伊藤です。
お正月も過ぎ、
気づけば「立春」の季節が近づいております。
この季節は寒さも極まり、
乾燥で体調も崩しやすいので、
風邪など引かれませんよう、
気をつけてお過ごしください。

さて、今回は口腔ケアとインフルエンザ、
誤嚥性肺炎の予防との関連性について
のお話です。

お口のケアと聞くと、「虫歯や歯周病を予防するためのもの」
というイメージを持つ方が大半かと思います。

しかし最近の研究で、お口の中の特定の細菌が
インフルエンザウイルスの感染・増殖の
手助けをしていることが分かってきました。

・口腔内の細菌がインフルエンザを活性化
インフルエンザは、
咳やくしゃみなどで飛沫したウイルスが
のどや鼻の粘膜に付着し、
体内で増殖することで感染します。

その際、口腔内の細菌が出す酵素が
ウイルスの感染能力を活性化させ、
感染の手助けをしてしまいます。

ケアを怠っているお口の中は細菌が多く、
インフルエンザに罹患しやすい環境といえます。

・不衛生な口腔環境が引き起こす誤嚥性肺炎
お口の細菌が影響を及ぼすのは
インフルエンザだけではありません。

誤嚥性肺炎は、食べ物やだ液中の細菌が
肺の中に流れ込むことで起こります。

特に高齢者の方では
飲み込む力や咳反射の機能が低下しており、
感染リスクが高くなっています。

誤嚥は、食事中や就寝中の
無意識化で起こることも多いため、
お口の中の細菌を減らすことが
予防につながります。

・口腔ケアで全身の健康管理
こうした口腔内の細菌と感染症の関係を見てみると、
口腔ケアが、インフルエンザの重症化予防と
誤嚥性肺炎の発症リスクの低減に
重要な役割を持つことがわかります。

つまり、お口のケアに力を入れることは
全身の健康維持にも大きく貢献するといえます。

乾燥するこの時期は
インフルエンザの流行時期でもあります。

また、誤嚥性肺炎は
2023年の死因原因の第6位となっており
身近な感染症といえます。

ご自身やご家族の健康を守るためにも、
お口の中の変化を早めに知り、
適切なケアを続けていくことが大切です。

「歯や歯茎のため」だけでなく
「全身の健康を守るため」の習慣として、
日頃のお口のケアをしっかり行い、
歯科医院での定期的なクリーニングを受けるようにしましょう。

当院では一人ひとりの
お口の状態に合わせた予防ケアを大切にし、
安心して通っていただける環境づくりを心がけております。
気になることがございましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。

伊藤歯科
〒156-0052 東京都世田谷区経堂5丁目19−21
TEL:03-3429-3432
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